愛想笑いばかりの日々…楽しいキャンパスライフを過ごせるか不安や…
大学入学や新しいコミュユニティに所属する時に、その場で出会う人と価値観が合わなくて悩むといったことは、あるあるだと思います。
次のことに悩んでいる方向けの記事です。
- 友達は欲しいが、関わっても苦痛な人が近くにいる
- これから価値観の合う人に出会えるか不安
本記事を読むと次のことがわかります。
- 価値観が合わない人との関わり方がわかる
- 価値観が合う友達との出会い方がわかる
僕は人事として、研修時期は毎日新入社員と面談・コーチングを実施してきました。(ナメられつつもいい関係でした笑)
また20年以上、人間関係(会社・恋愛・夫婦・友人など)の中で様々な価値観の違いを経験してきたので信憑性があります。
人間関係で悩み続けてもう20年以上…笑
ここからは価値観が合わない人が多いなと思った時に考えてほしい3つのことをご紹介していきます。
なぜ価値観が合わないかを考える
まずはどんな時に、どんな理由で価値観が合わないかを考えていきましょう。正しい原因に対して対策を考えないと効果は出ません。
腕の出血を止めるために足首を押さえても意味がないですよね?
間違った対策をしたせいで効果が出なくてがっかり、なんてことにならないようにもしっかり考えてみましょう。
どんな時に価値観が合わないと感じるか
よくあるのが小さなコミュニティで同級生と関わるタイミングではないでしょうか?
どんなことで価値観が合わないと感じるか
主に次の4つが多いのではないでしょうか?
<金銭感覚>
外食に行った時の店選びやお金の使い方など、わかりやすく違いを感じる価値観ですよね。
<時間にルーズ>
待ち合わせの時間に遅れる人は良く価値観が合わない人の代表です。
<マナー>
特に食事マナーが悪いとマイナスです。クチャラーは×です。
<SNS>
連絡の頻度やSNSへの個人情報のアップの仕方など。
そもそも価値観とは何か
価値観とは物事に対する価値判断の基準を指す語です。
人は1日の中でも大小様々な判断を行っています。
自分では判断しているつもりがなくても
「朝ごはんはパンにしようかな、それともご飯にしようかな」
「あ、友達が髪を切ったみたいだ。ほめようかな、それとも何も言わなくていいかな」
といった具合に実は様々な判断を下しています。
判断に必要なのは、選択肢のどれに一番価値があるか?ということです。
「今日はブログ書こうかな、やめようかな」も無意識に価値観と照らし合わせて決めてるんだね
無意識すぎて気にしていない人も多いと思いますが、小さな判断の違いから「あれ、この人と価値観違うかも…」といった違和感を感じるようになります。
価値観が合わない理由
小さな判断の違いが価値観が合わないと感じる大きな理由です。
そして「その判断の違いを受容できるか、できないか」がうまく人間関係を築けるかどうかの分かれ目になってきます。
つまり判断の違いをあなたが受容できないと感じたら価値観が合わない人と言えるでしょう。
自分と価値観が合わない人への対処方法を考える
ここまで価値観が合わない理由を説明してきました。ここからは価値観が合わない人に対してどんなふうに対処すればいいかを考えましょう。
結論:価値観が合わない人とは関わらない
価値観が合わない人とは関わらなければええんやろ?
まさにその通りですが、ゼミ単位での課題がでたり、サークルのリーダーになって自分がみんなをまとめなくては行けない時もありますよね。
価値観の合わない人と関わりたくないけれど、ゼミの課題やサークルをまとめるなど、目的のためには関わらなくてはいけない時もあります。
価値観の合わない人とは自分が嫌な思いをしない最低限の関わりにして、本当に価値観の合う友達と思いっきり楽しむ。それが理想の人間関係だと思います。
つまり、本当に心地よい人間関係を作ることが、関わりたくない人との関係を割り切るための薬となるのです。
自分の価値観を知ることの重要性
次に本当に価値観が合う人、を考える前に自分の価値観を説明できるようになりましょう。
あなたはどんな価値観の人と仲良くなれるか、言葉で説明できるでしょうか?
価値観が合わない=自分の好みを理解していないだけという食わず嫌い状態になっていることも多々あります。価値観が合う人を知るために、自分がどんな価値観かを確認していきましょう。
強みと弱みを分析することができるツールです。
自分ならではの強みを知ったうえで、それを日々多くの時間で活かせている人は、実はそれだけで、他の人たちよりも幸せを感じているのです。このことはストレングスファインダーを作ったギャラップ社による調査で確認されています。
特技と価値観はかなり密接に関わっています。自分の得意なことはできて当たり前という価値観になりやすく、無意識にできない人を責めてしまったりします。
自分ができることを把握すると感じなくてもいい価値観の違いを受容できたりもします。
補足:あくまで個性として強いだけである、数ある価値観の中でその配分が大きいという問題です。様々の要素のバランスが違うから価値観が異なります。血液型のタイプ分けのようにそのタイプの個性しかないわけではありません。1番の個性=その人の個性ではないということを注意してください。
友達・人間関係のハードルが高すぎないか考える
自分が相手に求めるものと自分が重要に感じている価値観がわかったところで最後に気をつけてほしいのが、友達・人間関係のハードルが高すぎないか?ということを考えていきましょう。
常識を押し付けていないだろうか?
次のことに共感できるでしょうか?
唐揚げにレモンをかける前に一声かけるのが常識だろう!
その通りだ!と思う人もいれば、いやいやそんなの個人の自由でしょ。と思う方もいると思います。
人は育った環境で価値観を形成していきます。親の年収や教育、これまで出会った人間関係などの影響により価値観は形成されていくのです。
大前提として同じ価値観の人はいません。
有名な偉人アインシュタインの言葉です。
いわゆる常識がないと言われる行動も、実はあなたの偏見と比較して常識がないと決めつけているのかもしれません。
他人に求めすぎていないだろうか
自分の常識を押し付けるのではなく、
「僕は唐揚げにはレモンかけたくないんだ、だから申し訳ないけど先にとってもいい?」
と聞いてあげることが必要なんだと思います。
常識を振りかざしてしまう人は、他人に対して自分と同じレベルの行動や価値観を求めてしまうことがあります。
価値観が違うのではなく、あなたが他人に対して言わなくてもわかってくれる(=求めすぎてしまう)から何か上手くいかないように感じてしまうのです。
他人に原因を見つけるのではなく、自分の中に原因を探すとこれまでよりもっとたくさんの人と仲良くなれるのかもしれません。
お財布事情に合わせて飲食店を使い分けるように自分の価値観に合わせて人と付き合う
オーダーメイドのスーツのように、他人にも1から10まで自分とぴったり合う価値観の人がいると思っていないかい?
スノボの話が盛り上がる人と恋愛の話が必ず盛り上がるとは限らないし、同じ音楽は好きだけど食事のマナーが気に入らないことがあるのが普通です。
趣味の話をするときはこの人、恋愛の相談はこの人といった目的に合わせてコミュニティを変えてみるのもいいかもしれません。
心から信頼できる人が人生で一人できるだけでも幸せだと知る
話を聞いてもらえる以上の幸せはないよ!
ここまで常識を押し付けない、他人に求めすぎないという話をしてきました。
そもそも価値観が1から10まで合う人はいないからです。
共感できないと思われたとしても、否定も肯定もせず、1から10まで話を聞いてくれる時間をとってくれる人こそが信頼できる人なんだと思います。
価値観が合うかどうかも大事ですが、たった一人でも信頼できると感じることができる人と出会えたらそれはとても幸せなことです。
どこに行けば価値観の合う人と出会えるか
ここからは僕がおすすめする価値観の合う人と出会いやすい環境を説明します。
ある程度選り好みされる環境
例えば学校よりも会社のような選別される環境で出会った人は価値観が合いやすいです。
実は大企業になればなるほど価値観で人を選ぶ傾向があります。仕組みがしっかりしているからこそ、素直でチームワークを意識した人を求めることが多いです。
同じタイプの人間を採用しようとするからこそ、価値観の合う友人に出会いやすいと思います。
副業のコミュニティ
個人的に副業仲間が地味に増えてきて嬉しい(笑)
楽しいと思うことを副業にしている人は価値観が似ていたりしますし、生活環境も似ていることが多く価値観が会う人に出会いやすいです。
マッチングアプリ
価値観が合う人(異性)に出会いやすいですが、かなり注意が必要だと思います。
なぜなら自分を理解していないでプロフィールを登録していたりするので、マッチングしても心からのマッチングではなかったりするからです。
自己理解できていない状態で、人と会うことは相手も自分も傷つける原因にもなってしますので注意が必要です。
特に目先の出会いが目的になるとミスマッチが起こりやすいので慎重に!
まとめ
まずは自分を深堀してみてほしいと思います。
『孫子の兵法』から見た人間関係の攻略法、
価値観にも言えることで「自分を知ること」が実は価値観のあう友人と出会う1番の近道だったりします。
自分を大切にしていれば自ずと自分を大切に思ってくれる友人と出会えます。
そんな友人と出会えた時は自分のこと以上にその人を大切にしてください。
絶対に信頼できる友人はできます。自己理解を続けていけば大丈夫!
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