ゆとり世代の僕は理解力が低い?
そして、社会人になった時「話はメモを取りながら聞きましょう」と教わったりしますよね?
しかし「仕事のメモをスマホで取るなんてのは非常識」と怒られたり、怪訝な顔をされた経験がある人はそれなりにいるのではないでしょうか?
相手の言ってることが理解できなすぎて、上司に怒られている時や彼女と喧嘩中にスマホでメモを取っって怒られたことがあります(笑)
次のような方に向けた記事です。
- スマホでメモを取って怒られるのが怖い
- 紙の手帳の必要性がわからない
- 仕事やプライベートをもっと効率化したい
そして、この記事を読むと
- スマホでメモを取ることに対して上司がどう思っているかわかる
- 怒られずにスマホでメモをするコツがわかる
- スマホメモ以外でもっといい方法がわかる
【本記事の信頼性】
スーパーで残業を月間40時間から月間4時間まで減らした実績を持つ「時短・効率化」に命をかける「プロのめんどくさがり」です!
プロのめんどくさがりアスナニさんが「本当にスマホメモは失礼にあたるのか?」をご紹介していきます。
上司は「スマホのメモ」をどんなふうに思っている?
会社からスマホが貸与されるくらい持っていて当然な世の中!
これだけIT化が進んでもいまだにスマホでメモを取ることが失礼と思っている年配の方がいます。
Yahoo!知恵袋で意見している人たちの「NGな理由」と「OKな理由」を見ていきましょう。
スマホでメモを取ることをNGと思う理由
スマホをNGだと思う原因は「相手への敬意不足に見えること」
腹が立つかもしれませんが、会社員である以上こういった意見があることを一度飲み込みましょう。
スマホでメモを取ることをOKと思う理由
自分が使ったことがある人の方が理解している気がする
使えば分かる。そりゃそうだ
NGな原因は本当にスマホだけ?
スマホでメモをしていても人によっては怒られたり、怒られなかったり…
実はスマホのせいではなく、あなたの信頼不足のせいかも!
実はスマホ自体を拒否しているわけではなく、あなたに対して「信頼がないから」スマホでメモをすることを快く思わない可能性もあります。
原因① タイミングが悪い
スマホが効率的かどうかという論理的な問題ではなく単純に機嫌の悪いタイミングだったのかも。「人間は論理的思考ではなく、感情で動いている」から怒られる
「人間は論理的思考ではなく、感情で動いている」
ノーベル経済学受賞:リチャード・セイラー教授
場所が信頼関係の構築に影響を及ぼす例として、恋愛心理学でもよく取り上げられる「吊り橋効果」があります。
人間は論理的に人を好きになるのではなく環境によって感情が変わる生き物なのです。
これと同じ原理で、タイミングによって意見が変わることもあり得ます。
相手が多忙でイライラしている時に話しかけた上で、スマホでメモを取ろうとすると「なんかコイツ気に入らないな。あ、話しかけといてスマホいじっているからか」となってしまうのです。
原因② 立ち振る舞いが悪い
スマホでメモを取る以前にいつも聞く態度や立ち振る舞いが悪すぎ
信頼されるために「マナーを守る」ことは会社員として大事な要素ではありますが、それ以外にも重要な意味があります。
それが、「非言語コミュニケーション」と呼ばれるものです。
見た目、しぐさや声の印象といった非言語による情報も、信頼関係の構築に大きく影響します。
人間のコミュニケーションは、無意識に言語以外の情報の影響を受けるのです。
採用活動において、応募者の顕著な業績によって応募者を過大に評価してしまうハロー効果や、第一印象に関するメラビアンの法則は、特に有名です。
メラビアンの法則とは、「感情的なメッセージを伝えるときに、声のトーンやジェスチャーが言いたいことと一致していないと誤解させてしまう可能性がある」
たとえば「好き」といいながらも怒ったような表情で声のトーンも低かったら、相手は「本当は嫌いなのではないか」と受け取ってしまう心理のことをいう。
アメリカの心理学者:アルバート・メラビアン
信頼を得るために大切なこと
あなたの普段の態度や行動を見た上司があなたを信頼できないから、「スマホで何をやってるんだろう?」というネガティブな思考に至る!
相手からの信頼を得るには、メモを取る姿勢も大切ですが、「普段の立ち振る舞いや相手の感情を理解しようとする思いやり」が大切です。
上司が記録してほしいメモとあなたの手段が合っていない?
メモの種類は2種類ある!
メモの種類によって「スマホのメモの方が効率的な場合」と「紙のメモの方が効率的な場合」があります。
メモの種類① フロー情報
「フロー情報」とは、その場で流れ去ってしまう情報
例えば対面での会話、電話、チャットツール上などで取り交わされるコミュニケーションで、基本的にその場にいる人のみで意思疎通される類の情報です。
こういった情報はすぐメモを取れて、共有も簡単なスマホでのメモの方が向いています。
メモの種類② ストック情報
「ストック情報」とは、アーカイブされ蓄積される情報
書面やデータなど体裁を整えられまとめられ蓄積されていく情報です。
こういった情報は体系だてて内容を構成する必要があるため、スピーディーに図形を書いたり、考えを議論しながら書いたり消したりできる必要があります。
そのためスマホのメモよりも素早く図形や文字を記入できる紙やホワイトボードを使ってメモを取る方が効率的です。
怒られないスマホメモテクニック3選!
大切なのは状況に合わせた気遣いと、その場の目的にあった効率的なメモを取ること!
スマホを出す前に声がけをして、相手の目を見ながらメモを取る
あのう、せっかく貴重なお話を伺える機会なのでメモを取らせてはいただけませんか?
失礼ですが、スマホでメモを取らせてはいただけないでしょうか?
ローボールテクニックとメラビアンの法則を活用した方法です。
ローボールテクニックとは、はじめに相手が承諾しやすい好条件を出し、徐々に相手にとって不利な条件を突きつける手法のこと。
ローボール・テクニック
まずメモを取ることをお願いする(簡単な条件)、その後スマホでメモを取ることを依頼すればズバッと否定する人は少ないと思います。
心の中では快く思っていなくても自分が許可したことなので小言も言われない!
さらに目を見てメモを取るだけでより自分の話を聞いている感じやすくなります。
僕は目を見てメモするのがめんどくさいので相手の目を見ながら音声入力しています(笑)
録音はバレた時がリスクなので、万が一見られてもメモできているので安心!
マインドマップのメモを議事録やホワイトボードとして共有する
会議中にストック型のメモをする時のテクニック!
マインドマップをモニターに繋いで議事録の作成兼ファシリテーターになること!
ストック型のメモをするときはまずたくさんの情報を書き出して、それを並べ替えたり、まとめたり、取捨選択する必要があります。
模造紙と付箋を使って行うことも多いですが、スマホとモニターとマインドマップアプリがあればより便利にストック型のメモが可能です。
モニターやプロジェクターへの接続には、アダプタが必要です。
モニターと繋げるだけでミラーリングできるので操作も簡単!
「テレビはいらない、おすすめのモニター」こちらの記事もおすすめ!
マインドマップアプリWordなどにコピペすれば会議の議事録も一発で完成します。
スマホ用のペンを使用する
会議中にストック型のメモをする時のテクニック!
マインドマップをモニターに繋いで議事録の作成者兼ファシリテーターになる!
こちらもメラビアンの法則を利用する方法です。
またストック型のメモをする際にも向いています。
メモしている感を出せるという見た目の効果だけでなく、フリック入力では難しい図形の記入もしやすい実用性もあり!
時間が増えるめんどくさがりのメモ術
ここからは具体的に作業効率をアップさせるスマホメモ術をご紹介していきます。
iPhoneの純正アプリを仕事に活用する7つのテクニック
一番最強のメモアプリはiPhoneの純正アプリ!
純正アプリを活用する7つのテクニックをご紹介していきます。
テクニック① メモのフォーマットを作ろう
できるだけ必要最小限の入力で済ますには「メモのフォーマット」を作成するのがベスト
こういったフォーマットを作っています。
特に「時間がある時にやること」を決めておくのはとてもおすすめです。
これを記録するようになってから暇な時間がなくなり、時間を効率的に使えています。
テクニック② TODOリストと優先順位づけ
チェックマークのボタンを押すだけで簡単にチェックリストが作成可能
次のような操作で優先順位づけも簡単です。
紙のメモ帳ではできない、優先順位の柔軟な変更や同じタスクが発生してもコピペで済ませることができます。
テクニック③ 他のアプリからメモへ共有
Safariからメモへの共有で「あとで読む」や「お気に入り」をまとめたフォルダを作ることが可能!自分だけのまとめサイトができますよ。
Safariの共有ボタンをタップし、メモを選択すれば簡単に保存ができます。
iPhoneのマップも、メモへ簡単に共有できます。
マップの一番下の共有ボタンをタップして、メモを選べばマップ情報をメモすることが可能です。
テクニック④ 音声入力を使いこなそう
めちゃくちゃ便利!
仕事中のメモ以外にも音声入力で日記もかけたりします。
最短でコントロールセンターから3〜4回のタップでメモを書き出せますが、お風呂上がりや手を洗った後などすぐアイデアが浮かぶこともあります。
使いこなすと、改行や句読点など長文も可能だったりします。
テクニック⑤ 紙のメモのように手書き機能もあり
手書きメモ派の人にも使ってほしい機能!
手書きで図が書けるのでスマホメモの便利さと紙のメモのアナログの良さを両方させることができます。
指での図形の記入は難しいので専用のペンを使うのがおすすめです。
テクニック⑥ パスワードロック
パスワードをかけてしまえば、セキュリティ対策バッチリの名刺管理ツールとしても活用可能です。
テクニック⑦ フォルダを作ろう
検索をかければ一発で見たいメモを見ることが出来ますが、カテゴリーごとにフォルダ分けをした方が便利です。
最低でも仕事とプライベートフォルダは作るのがおすすめですよ。
まとめ
スマホでメモを取る人向けに「怒られない効率的なスマホメモ術」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「ちょっとした気遣いやスマホ機能をフル活用」することでより効率的な生活ができるんです!
「スマホでメモしたいけど怒られるのがいやだから紙の手帳を使うしかないよね…」と感じていた方でも、『これならマネできるかも!』と思ったのではないでしょうか?
皆さんも省エネ干物生活を送りましょう!以上アスナニさんでした!
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